坂道は上るもの

乃木坂46についてメインに書いていますが、時折、勉強や旅行や法律問題についても書いています。乃木坂46のファンの行動についても統計分析を行っています。

助動詞

 

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はじめに

  • 1か月以上空きましたが、今回は助動詞ついて書いていきます。助動詞と聞くとcanやwillなどを思い浮かべ、どれも「できる」や「だろう」で覚えていると思います。実は助動詞が使えると、副詞を使わずにニュアンスが伝わります。覚えておくだけで非常に便利です。実際、僕も外国で英語を使うときは、助動詞を使って話に幅を持たせています。外国人の友達とチャットするときは助動詞を多用します。それぐらい便利なものです。

 

助動詞

  • 動詞を補佐する言葉です。I play football.に助動詞を入れるとI will play football.になります。助動詞は主語によって変化することはありません。「サッカーをする」からwillを入れるだけで「サッカーをしたい」という意味になります。willは「だろう」と教わったけど、間違っているのではないかと思われるかもしれません。「だろう」みたいな中途半端な気持ちはwillには含まれていません。以前に紹介したようにwillは意志です。「だろう」みたいに弱い気持ちではなく、「したい」といった気持ちの方が強いのではないでしょうか。助動詞を覚えていきましょう。

 

 

助動詞の訳はその場で当てはめる

  • might, could, would, may, can, should, must, will, shallといった助動詞が代表的なものになります。テキトーに助動詞を挙げているだけと思われるかもしれませんが、ある法則に従って並べています。右に行けば行くほど、起こる確率の高い助動詞です。Mayがちょうど50%です。Mayより右は50%以上で、mayより左は50%未満です。主語が人であれば、その人が何かをする確率ですし、モノであれば何かを推測するときに使えます。

 

①He may listen to songs of Nogizaka46.

②He must listen to songs of Nogizaka46.

 

  • ①と②の違いを見ていきましょう。①はmayの訳、「かもしれない」で訳すことができ、「彼は乃木坂46の曲を聴くだろう」となります。文章の意味としては、彼は乃木坂46の曲を聴いてもいいし、聴かなくてもいいやと思っていることが相手に伝わります。すくなくとも彼が乃木坂46のことをすごい好きというわけではないことが伝わります。mayを使うと中途半端なニュアンスになるので、何かをおススメするときには使わない方がいいです。mayはお好きにどうぞっといったニュアンスがあります。
  • 続いて②です。②はmustの訳をそのまま訳すと「彼は乃木坂46の曲を聴かなければならない」と強制されているように思うかもしれません。彼は誰にも強制されていません。あえて訳すのあれば、「彼は乃木坂46の曲を聴くに違いない」となります。mustは非常に起こる確率が高い助動詞です。彼は乃木坂46の曲を聴きたくて仕方ない状態です。Mustを使うことで、彼は乃木坂46が好きで、曲を聴きたくて仕方がない状態であることがわかります。Mustやshouldは何かをおススメするときによく使います。「You must travel to Italy. My travel to Italy was so nice. (イタリア旅行最高やったー。今度行ってみたら)」と友達に薦めるときに使います。わざわざrecommendという動詞を使わなくても、mustやshouldを使うだけで、おススメすることができます。
  • 英文を読んでいるときに訳す必要はありません。助動詞のニュアンスから主語となっている人がどんな気持ちかが読めます。主語がモノの場合はどんな様子か読み取ることができます。訳を覚えずにニュアンスを掴んでみましょう。助動詞が使えるようになると英作文も非常に楽になります。

 

 

助動詞の過去形って一体何者?

  • 助動詞にはmightやcouldやwouldといった過去形があります。これらは過去のことを指すのに使うと文法の教科書に載っています。確かに使いますが、英語ではあまり一般的ではありません。ドイツ語では助動詞の過去形を使って会話をすることがよくあります。ドイツ語については過去形と現在完了を使った過去で頭を悩ませます。この辺りについては、個人的に受け付けます。一般的に助動詞で過去を表す場合は助動詞+have+過去分詞の現在完了形で使われます。現在完了は過去を表すときにも使うからです。では、助動詞の過去形は用済みと思われますが、実は助動詞の過去形を使えると。会話を面白くできます。
  • mightやcouldやwouldは仮定法といって、妄想の世界の話をするときによく使います。couldやwouldを文章に入れるだけでタラレバ話ができます。ネイティブがcouldやwouldを聞くと仮定法として認識し、妄想の話をしているのだなと思います。妄想の話をしているから相手にされないのではなく、仮定法は妄想であるけれども、願望も含まれていると認識されます。そのため、I would join 8th Year Birthday Live for 4days.というと実際に4日間バスラに行けないが、4日間バスラに行きたいことが伝わります。抽選で落ちたから残念という気持ちをwouldやcouldで表現することができます。wouldやcouldを使うと実際に起こっていないこととその人の願望が伝わります。
  • 何かを訪ねるときにcouldやwouldを使うと、より丁寧になります。

 

①Can you take a picture?

②Could you take a picture?

 

  • ①は「写真を撮ってくれますか?」と少しフランクな言い方になりますが、②だと「写真を撮っていただけると嬉しいです?」と非常に丁寧なニュアンスになります。何かを頼むときは丁寧な方が印象はいいですよね。僕も外国で何かを頼むときはwouldをよく使います。I would like tea.(お茶をください)と言うと非常に丁寧になります。pleaseだけで済ませるのはあまり好ましくないので、外国人に何かを頼むときにはwouldやcouldを付けて頼んでみましょう。ちなみにですが、couldで「できた」という文章を作らない方がいいです。その場合はwas able toがベストです。couldを使うと「やろうと思ったらできたけど、やらなかった」というニュアンスになり、あまりいい印象を持たれないので、何かをできるようになったと過去のことを伝えたい場合はwas able toを使いましょう。

 

 

最後に

  • ザックリですが助動詞についてまとめてみました。助動詞は文法書を使って、訳を覚えるよりは、ニュアンスで覚えるのがベストです。ニュアンスまで日本語に落とし込むのは翻訳家の仕事です。ニュアンスをそのまま読み取るのが読み手のすることです。あえて日本語にする必要はありません。まずは助動詞のニュアンスに慣れてください。こうすると色々と教わる助動詞の意味も一気に頭に入ると思います。mustは起こる確率が高いから、「しなけばならない」になるし、「ちがいない」になるのかとなるはずです。基礎がない状態で一気にそんなこと教えられても、頭がパンクします。何かを覚えるときには関連付けて覚えるのが記憶容量を小さくすることができます。何かと関連付けて覚えるのがベストです。助動詞を使って、英語を楽しみましょう!そして外国人といっぱいしゃべって友達を作りましょう!