坂道は上るもの

乃木坂46についてメインに書いていますが、時折、勉強や旅行や法律問題についても書いています。乃木坂46のファンの行動についても統計分析を行っています。

段取り上手は誰でしょうか?

 

 

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はじめに

  • 乃木坂46は華々しいアイドルグループです。華々しい表舞台を裏で支える運営の方がいて、華々しいアイドルグループが成り立っています。サッカーで言うとMFが務める中盤のポジションになります。中盤が崩れると、チームはガタガタになります。シュバインシュタイガー遠藤保仁選手がそのポジションになります。僕はこのポジションが一番好きです。乃木坂46のMFは女子高カルテットのメンバーであったり、93年組であったりと書いてきましたが、今回は裏方にも回れるメンバーをピックアップして調査してみました。表舞台での活躍は縁の下の力持ちがいるからできることです。そして最後に少し選挙と絡めてお話をしたいと思います。果たして乃木坂46の中盤選手は誰だったのでしょうか?

 

 

調査内容・調査結果

  • Twitterユーザーの乃木坂46ファンを対象に「乃木坂46でマネージが上手いメンバーと言えば?」で調査しました。選択肢は「秋元真夏」、「伊藤かりん」、「川後陽菜」、「松村沙友理」の4択で調査しました。獲得総数は115票です。ご投票ありがとうございます。
  • 調査結果は伊藤さんと回答して人が過半数を占めていました。以前取り上げたように伊藤さんと言えば「有能」というイメージがファンの方々に定着しているからでしょう。その次に多かったのが秋元さんですが、伊藤さんは秋元さんの2倍以上の差を付けています。
  • 統計情報ですが、100票前後でこの差だと有意差が出ないことが多いので省略しました。

 

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調査結果 グラフ

 

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調査結果 表

 

決め手は何かな?

  • 今回注目すべきはメディアへの露出度が大きく影響を与えていないことです。そのため、今回の投票者はメディアの露出度で左右されない層であることが推測されます。彼らは量的な接触ではなく、質的な接触で判断するファンです。しっかりとメンバーの活躍ぶりをチェックされていると推測されます。伊藤さんがダントツでした。今年一発目にも書いたように伊藤さんは乃木坂46の縁の下の力持ちという印象がファンの間でも強いことを紹介しました。伊藤さんの活躍ぶりを見ていると今回の結果は当然と言えるでしょう。
  • その次に多かったのが、秋元さんです。秋元さんと言えば、昨年の9月に2代目キャプテンに就任しました。そのイメージもあり、マネージが上手いというイメージがあるのではないかと考えられます。今回の投票者層からするとそれも要因と考えられますが、大きな要因であるとは言えません。それまで秋元さんの活躍を見て、評価されたファンが秋元さんに投票されたのだと考えられます。乃木坂46以外の仕事でMCの仕事もこなし、幅広く活躍されています。その活躍が評価され2代目キャプテン就任につながったと考えられます。キャプテン就任以前の業績を評価して投票していると考えられます。
  • その次に多かったのが川後さんでした、川後さんは乃木坂46在籍中から川後Pと呼ばれ、メンバーに様々なあだ名を付けていました。代表的なのが、深川麻衣さんの「聖母」です。卒業後はフリーランスとなり、マネージから企画まですべて一人でやられています。すべて管理され、マネージをしっかりされていると思い、僕の予想では川後さんが一番に来るかと思っていました。しかし、伊藤さんや秋元さんは非常に強かったです。川後さんのマネージメントはその2人に並ぶかそれ以上だと思います。スイカで伊藤さんと一緒でしたが、ここでも伊藤さんのほうがマネージを行っている期間が長いので、川後さんではなく、伊藤さんに票が流れたのかもしれません。川後さんはフリーランスとして活動されて期間が短いので、川後さんの活動が今以上に認知されると結果が変わるかもしれません。今後の活躍に期待ですね。
  • 松村さんはさゆりんご軍団で様々な企画を考えたり、替え歌の作詞をされたりしています。しかし、さゆりんご軍団にはあの伊藤さんもいるため、そこでイメージが重なってしまい、よりイメージと実績のある伊藤さんに票が流れたものと推測されます。このことからも伊藤さんの活躍ぶりがよくわかります。

 

最後に

  • 今回の調査の投票行動は、国政や地方選挙と似た構造になっています。選挙では過去の業績、もしくはこれからの目標(マニフェスト)から判断して投票を行います。過去の業績が悪くなければ、同じ政党に投票をし、業績が悪いと別の政党に投票します。このことを業績評価投票と言います。マニフェストなどの政策が争点とする投票行動を政策争点投票と言います。さらに、中選挙区制のように1つの選挙区から複数人当選する場合は同じ政党内でも票を争うことになり、業績や政策ではなく、印象での投票になります。そこまで来ると政党への評価ではなく、人の評価になります。
  • おそらく今回、皆さんが投票するときに4人の業績を評価されたのではないでしょうか。そして、同じ軍団内であれば、より印象の強いほうに投票したと思います。伊藤さんが一番業績を残していますし、印象も強いと思います。伊藤さんの活躍ぶりは乃木坂46メンバーを通して見聞きする回数が他のメンバーよりも多いはずです。人が何かを選ぶときの判断材料は過去の実績が多いです。そして、その次がこれからの方針です。何かを選ぶときに、過去の実績かこれからの期待どちらを基に判断しているか意識してみると面白いかもしれません。