坂道は上るもの

乃木坂46についてメインに書いていますが、時折、勉強や旅行や法律問題についても書いています。乃木坂46のファンの行動についても統計分析を行っています。

歴史を学ぼう

 

 

 

 

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はじめに

  • 学校で教わる歴史と言えば、年号の語呂合わせで覚えるイメージが強いはずです。暗記科目と思われるイメージが非常に強い一方で、歴史マニアも存在します。僕も歴史は結構好きです。歴史が苦手な人を歴史マニアにするのではなく、歴史が苦手から苦手ではないといった気持ちに持っていければいいかなと思っています。得意を伸ばすより、苦手を克服することの方が難しいですが、そのポテンシャルは得意を伸ばすよりもはるかに大きいです。

 

脳の記憶

  • 人間の脳には様々な情報が入ってきますが、それをすべて記憶していると脳がパンクしてしまうので、脳が勝手にいるかいらないかを判断しています。その基準は自分に関係あるかどうかです。自分に関係のあることであれば、どんどん覚えていくのは脳の構造です。その人がだらけているとかではありません。つまり、たくさんのことを覚えるには自分に関係のあることとして覚えることが重要です。そして、たくさん覚えても頭がしんどいだけなので、法則を作って、型に当てはめると脳の容量を抑えることができたくさん覚えることができます。例えば、乃木坂46の生年月日ぐらいであれば、10人ぐらい簡単に覚えられますが、見知らぬ人の生年月日を10人分覚えることは難しいはずです。そして推しメンと同じ誕生日のメンバーの誕生日も自然と覚えられるはずです。僕は橋本奈々未さんが推しメンで、橋本さんと伊藤万理華さんも誕生日が同じなので、伊藤さん誕生日も覚えました。このように一つでも方があると簡単に頭に入ってきます。同じ情報でも整理の仕方で変わってきます。記憶の容量を抑えることができます。

 

 

歴史とは

  • 歴史とはざっくり言うと過去のできごとで、人間が作り出したものなので、共通した法則があります。その法則に当てはめると、歴史の流れがつかみやすくなります。文明が発達すると戦争が必ず起きるということです。歴史の勉強は戦争の勉強と言っても過言ではありません。この理由は非常に簡単です。文明が発達すると今まで以上に資源が必要となります、その資源を求めて、新しい地を開拓し、その地を巡って争いが起きます。これは歴史だけに限らず現代も同じことが言えます。日本ではあまり教えられることがありませんが、実は軍事技術の開発が生活を豊かにしていると言っても過言ではありません。インターネットも元々は軍事用に開発され、それが今では一般市民でも使っています。身の回りにあるものの大半は軍事技術の発展形です。歴史の授業で習うことの大半はその当時の統治者の軍事政策と思って問題はありません。軍事政策は戦うことだけでなく、平和な世の中にしようとすることも含まれます。歴史は誰かと誰かの小競り合いの話をまとめて物語と思ってください。今回は長くなるので世界史と日本史を分けたいと思います。まずは世界史から見ていきましょう。

 

 

世界史

  • 世界史は世界各地の歴史を学び、大変です。しかも、同時期に何が起きたなども覚えないといけません。こういうときに役に立つのが資料集の巻末に一反木綿のような年表です。年表は流れを目で見る資料です。文章で見るよりもわかりやすく簡単です。世界史の年表は地域ごとに区切られています。まずはどの地域にするか絞ってください。その次にその地域の歴史を古代から現代までの大まかな流れを覚えてください。それが終われば次の地域でもやってみてください。そうすると覚えやすくなります。

 

選んでみよう!
  • 例えば、中国、ヨーロッパ、ペルシャがあるとします。その中で中国を選びます。そして中国の夏王朝から中華人民共和国までの歴史の流れをつかみます。そうすると殷や周は歴史が長いけれどもその後誕生した短命王朝・秦は中国全土を統一し、度量衡を統一します。そして中国を統一した政は「皇帝」という言葉を誕生させ、世界初の皇帝となります。そのため、始皇帝は一般名詞ではなく、固有名詞になるのです。ちなみに英語のChinaは秦が語源で、中国語で秦はchinと発音し、ラテン語で土地をあらわすaが引っ付いて、Chinaになったと言われています。
  • その後、秦王朝に対する不満が爆発し、項羽と劉邦秦王朝を滅ぼします。そして、次の新しい国の覇権争いをし、項羽と劉邦は戦うことになります。包囲された項羽劉邦は一気に攻撃を仕掛けず、項羽の出身国・楚の歌を聞かせ、項羽軍の士気を下げさせました。このことが由来になったのが全員敵だらけと言う意味の「四面楚歌」の語源です。そして、項羽は追い込まれ自害し、劉邦が新しい王朝・漢王朝の初代皇帝なります。「漢」は日本でも馴染みのある字です。中国の歴史は長いので省略します。劉邦漢王朝を立ち上げたのは紀元前で日本に文明らしい文明のない時代です。日本と大きく関わりが出てくるのが、隋や唐です。中国由来物に「唐」が付くことが多いです。唐草模様や唐辛子は発祥の地は違えど、中国から来たものなのでそのような字がついています。

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次の地域はどこかなー
  • 次にヨーロッパを選びました。ヨーロッパの歴史は紀元前にギリシャから始まります。今年開催されるであろうオリンピック発祥の地です。パルテノン神殿は紀元前に建てられた宮殿です。首都アテネの小高い丘にあります。世界史の始めにギリシャが出てくるのは政治体制学問体系を含めたすべてのもの源流になっているからです。現代科学もギリシャが発祥です。そのすべての学問の始まりである哲学は古代ギリシャで盛んに議論されていました。プラトンソクラテスアリストテレス古代ギリシャの有名な哲学者で彼らの思想は現在の政治制度の構築や科学技術の基礎になっています。その当時のギリシャは高度な文明を持った地域でした。そんなときにペルシャ帝国から戦争を仕掛けられます。ペルシャ帝国が西に領土を拡大しようとやってきましたが、ギリシャ軍が激しく抵抗したため、ペルシャ軍は負けました。そして数回にわたり、ギリシャを攻めましたが、一度も攻略できずに滅びていきます。
  • ギリシャで発達した学問はあるものの登場により、下火になります。それはキリスト教です。キリスト教を母体としたローマ帝国の誕生により、キリスト教の教義から外れる世界観を示す化学は、その当時は害悪でしかありませんでした。そのため、ギリシャで発達した科学技術は廃れていきます。しかし、この科学技術はそう簡単に終わることはありませんでした。

 

 

最後はどこかな?

 

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最後に

  • 若干ではありますが、一つの地域を覚えて、その次の地域を覚えるとつながってくるものがあったはずです。年代ごとで覚えるのが得意の人もいるのでどちらがいいと言った優劣はありません。単独で見ていてもつながるところが必ず出てきます。それが文化であるか、戦争であるかその時の事情によります。ただ、大半が戦争です。文化だけが単体でやってくることはありません。たいていの場合、戦争の結果、戦勝国の文化がもたらさせるようになります。アフリカ諸国でフランス語圏の国が多いのは植民地支配していたからですし、世界共通語は英語なのはイギリスが世界のほとんど国を植民地支配していたからです。歴史は現在と切り離して考えることとつなげて考えることが重要です。当時の支配者の思想は現在と切り離して考える方がいいかもしれませんが、言葉や食事は現在とつなげて考えるといいかもしれません。ちなみにですが、料理は一番身近な歴史の教科書と言われるほど歴史の詰まったものです。現代以上に世界と戦争以外でつながることのできる時代はありません。他国の歴史にも簡単にアクセスができます。中世では隣町の情報ですら、そんな簡単に入りませんでした。なんでも簡単に情報の入る時代だからこそ自分で少しまとめてみませんか?
  • 近いうちに日本史も上げるようにします。もうしばらくお待ちください。