坂道は上るもの

乃木坂46についてメインに書いていますが、時折、勉強や旅行や法律問題についても書いています。乃木坂46のファンの行動についても統計分析を行っています。

大人なお姉さんは好きですか?

 

 

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はじめに

  • 乃木坂46は従来のアイドルと相違点が多いことについて、今まで書いてきました。その1つが大人らしさです。今までのアイドルは可愛らしさが重視されていましたが、乃木坂46はお姉さんメンバーが主力であることから、大人らしさもあります。その大人らしさのイメージを築き上げたのは92年組のメンバーではないでしょうか。それもあり、従来のアイドルグループとの差別化を図り、新しいファンを獲得し、男女から支持される国民的アイドルグループへと成長を遂げました。そんな今回は乃木坂46の大人らしさを象徴する色気担当について書いていきます。

 

調査内容・結果

  • Twitterユーザーの乃木坂46ファンを対象に「乃木坂46の色気キャラと言えば?」という設問で調査しました。選択肢は以下の表にまとめています。ファンが選ぶ乃木坂46のお色気担当は誰だったでしょうか?投票数は184票でした。ご投票ありがとうございます。今回も統計情報を求めましたが、票差が大きかったので有意差が出たかと思いましたが、17%題で有意差はありません。

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調査結果 グラフ

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調査結果 表

 

大人なお姉さんは誰? 

  • 衛藤美彩さんと樋口日奈さんがツートップで票の3/4近く占めていました。卒業されもてなお、乃木坂46のお姉さんというイメージは根強く残っていることが分かります。樋口さんも衛藤さんに迫る勢いでした。衛藤さんは従来のアイドルにはいないタイプの方でした。衛藤さんのアイドルらしからぬ雰囲気がアイドル界に新しい風を吹かし、乃木坂46に大人らしさをもたらしたのではないでしょうか。92年組の中でもダントツでした。乃木中やノギビンゴでも大人なシチュエーションで様々なセリフを言っていた印象が強く残っているのではないでしょうか。ガラスのような綺麗な瞳が見つめられればイチコロですね。そして、昨年結婚され、さらに大人の女性としての魅力が増したのではないでしょうか。
  • 衛藤さんと僅差だった樋口さんは加入当初から年少メンバーでありながら、大人びた雰囲気がありました。大人らしい見た目と可愛らしさが混在する方です。日村さんも「その雰囲気がいいんだよね」と思わず本音をこぼされていました。衛藤さんとアンダー時代も苦楽を共にし、仲が良かったことから、衛藤さんの系譜を引き継いでいるのではないでしょうか。そして現在では後輩もでき本当のお姉さんになり、大人らしさが増しています。後輩の面倒見がいいことで後輩からも慕われています。乃木中などで時折見せる不可解な行動に可愛らしさがあり、ファンの心をつかんで離しません。僕もしっかり虜にされました。
  • 与田祐希さんと梅澤美波さんは乃木坂46に加入した当時にどっちが3期生の色気担当か争っていました。しかし、与田さん自身はこのことは黒歴史だそうです。乃木坂46ファンは梅澤さんよりも与田さんのほうが色気担当と思う方が多いようです。加入当時も今も大人らしさよりも可愛さのある方だと思います。最近では山下さんも大人らしさが出てきました。3期生のお姉さんメンバーに仲間入りですね。梅澤さんを山下さんに変えていれば、与田さんと熾烈な戦いを繰り広げたのかもしれません。それでも衛藤さんと樋口さんを上回るかは怪しいです。写真集の影響か加入当時のイメージのどちらが強いかは分かりませんが、与田さんが次世代の色気担当とファンか思われていることは間違いないと言えます。僕個人としては、梅澤さんが与田さんより得票数が少なかったのが意外でした。梅澤さんの方が、大人らしさがあり、3期生の中では圧倒的と思っていました。ルックスだけでそのイメージを築くのは難しいのかもしれません。

 

 

どうやってイメージが作られた?

  • 今回の投票で年齢に比例するとは考え難いですが、ある程度の傾向はあると思われます。他の要素を数値化することができませんでした。他のメディア(写真集、雑誌、インスタ)への露出や大人びたルックスが関わっていると思われます。他のメディアへの露出のほうが、大人びたルックスより強いと考えられます。衛藤さんや樋口さんになるとそのルックスが他のメディアでの振る舞いに影響を与えている可能性があります。つまり、

    大人びた雰囲気→メディア→印象

    となり、大人びた雰囲気を新しく知るのではなく、大人びた雰囲気を目当てに他のメディアへ行く可能性があります。イメージが定着すると、他のメディアもその前提で発信するため、新しい発見をする手段としてはあまり機能しません。飴細工を終えた飴でもう形を変えることのできない状態です。

  • それに対して、与田さんと梅澤さんは大人びたルックスが他のメディアへの露出に大きな影響を与えていないため、大人びた雰囲気を発見することは考えられます。

    メディア→大人びた雰囲気→印象

    となり、この2人はまだ色気担当というイメージがしっかり定着していないため、他のメディアから新しい情報が強く作用したのかもしれません。しっかりとしたイメージが定着していない間であれば、新しいイメージを他のメディアで打ち出すことができます。そのため、与田さんや梅澤さんはメディアへの打ち出し方次第でイメージをコントロールすることができる状態と言えます。飴細工の最中なので、イメージを変えることができるかもしれません。

 

最後に

  • 白石さんのようなお姉さんメンバーを選択肢にしても、今回のテーマだと衛藤さんが一位ではなかったかと思います。初めて衛藤さんを見たときに本当にアイドルなのかと思いました。今まで思っていたアイドルのイメージと大きくかけ離れた印象を受けました。それが乃木坂46の特徴だと思います。そして、推しメンになりました。お姉さんメンバーが大人らしさを、3-4期生が従来の可愛らしさを担当しているとなると従来のアイドルファンもカバーできていることになります。大人らしさのあるアイドルグループはジャニーズのような男性グループでは存在しますが、女性アイドルグループでは乃木坂46だけではないでしょうか。数多のアイドルがいますが、女性が憧れるアイドルは少ないのではないでしょうか。乃木坂46の大人らしさを代表する1期生も徐々に卒業されて次の世代にバトンを渡しています。乃木坂46の特徴である大人らしさを残していくためにも、色気担当もしっかり引き継いでいってほしいですね。