坂道は上るもの

乃木坂46についてメインに書いていますが、時折、勉強や旅行や法律問題についても書いています。乃木坂46のファンの行動についても統計分析を行っています。

ちょっと、ふと

 

 

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はじめに

今回は過去のデータをもとにして、乃木坂46のセンターやファンについて書いていきたいと思います。次の曲のセンターを当てるといった内容ではないので、そのようなことを期待されている方にとっては期待外れの内容となっております。今まで、Twitterで行った調査結果をまとめたものになっています。これまでに上がっている内容のまとめにならないようにしようと思います。ファンの分析と乃木坂46のジレンマ、そして今後について書いていきます。

 

 

乃木坂46ファン

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  • 年齢表記は95年生まれなら、誕生日を迎えていなくても25歳と表記し、早生まれも学年が同じなので同様の表記をしています。
  • 乃木坂46ファンの平均年齢は22歳で誤差が1.9歳です。そのため、20代前半が乃木坂46ファンの中核を担っていると言えます。本当はもっと正確なデータを取る必要があるのですが、Twitterのアンケート上限界があります。そのため、精度に関する問題を指摘されるかもしれませんが、ご了承ください。現在の乃木坂46の平均年齢が21歳で上記の表記方法に合わせると、22歳になります。乃木坂46ファンと乃木坂46(現役)の平均年齢は同じであると言えます。
  • 乃木坂46ファンが推している世代は1期生です。3,4期生に勢いがあるからと言っても1期生のハードルが高いことがわかります。特にセンター経験者は人気が高いです。以前から、1期生に人気が集中していることを書いてきました。いまだに卒業したメンバーの人気は強いです。特に深川さん、橋本さん、西野さん、生駒さんの人気は絶大です。そんな僕も橋本さんの推しです。推しメンの名前で4期生の名前を見る機会が増えてきました。4期生の人気が上がってきていることがわかります。2期生は他の世代に比べると特異性があり、コアなファンから絶大な支持を集めています。
  • 乃木坂46ファンの傾向をまとめると、20代前半が多く、1期生が一番の推しだけど、他の世代もしっかり応援しているということがわかります。

 

センターは人気を集める

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  • 過去数回実施したアンケートで人気メンバーの大半はセンター経験者でした。複数回センターを務めているメンバーは人気があるからセンターになっていますが、センターを経験したことで人気が爆発的に上がったメンバーもいます。センターというポジションに相当な影響力があることがわかります。センター経験の有無がファンの人気を大きく左右することがわかります。乃木坂46は今や非常に大きなアイドルグループです。ここまで大きくなったからこそ、経路依存しなければならない事情も大きくなってきているのかもしれません。
  • 乃木坂46に大きな役割があります。それは坂道グループの先駆者であり、坂道グループの人気を押し上げることです。今や乃木坂46だけでなく、欅坂46や日向坂46も人気があります。ただ、乃木坂46に比肩するほどの人気ではありません。乃木坂46をきっかけに坂道グループにハマっている人は多いです。僕も最近、日向坂46が上がってきています。乃木坂46を坂道グループの入口にして、欅坂46や日向坂46のファンも獲得しようとしているように思います。乃木坂46の人気を維持することは坂道グループの今後を左右します。そのためにも乃木坂46の人気を維持しなければなりません。乃木坂46の若返りが進みにくい要因でないかと考えられます。乃木坂46ファンの中では新しい世代にバトンを繋いでこれからも上り坂のグループであってほしいという思いが強いです。

 

見え隠れするジレンマ

  • 実は、乃木坂46ファンの傾向は運営側に反映されています。センターが1期生に集中していることです。センターを複数回務めたことあるメンバーは1期生だけです。白石さんの卒業後は、センターを複数回務めたことのあるメンバーは齋藤さんだけになります。運営サイドはライブや握手会でのグッズや握手券の売れ行きから人気のある世代やメンバーを把握していると考えられます。乃木坂46ファンの傾向を見ていても、1期生の人気は見て取れます。運営もそれを無視することはできません。
  • 運営者は大きく分けて、2つのことを選択します。現状維持か新規開拓を選択し、運営を行います。理想は、この2つを同時に行うことですが、至難の業です。デビュー当初の乃木坂46は他のアイドルグループと差別化を図るために、新しいことに挑戦していたと言えます。その時行ったことが、今も続いていることは非常に素晴らしいことです。今は日本を代表するアイドルグループになったので、人気を維持することも難しくなります。運営としてはマイナスを出すことを極力避けたいので、1期生依存は仕方のないことです。
  • 運営は若返りをしていないわけではありません。卒業生が出るたびに、若返りを図っています。深川さん卒業後は齋藤さんが初センターになり、橋本さん卒業後は3期生の大園さんと与田さんが初センターに、生駒さん卒業後は齋藤さんがもう一度センターになりました。運営サイドの若返りで、複数回センターを務めていたのは結果的に齋藤さんだけです。齋藤さんも1期生であり、1期生の枠を飛び出すことはありませんでした。その齋藤さんもグループの平均年齢と同じになったので、若返りを図るためにも10代のメンバーにセンターを務めてもらいたいですね。
  • しかし、1期生に運営側が依存しているのは、運営側がマイナスを出したくないと考えているだけでなく、メンバーに対する誹謗中傷を最小化するためではないかとも考えられます。3,4期生が表に出ると、目を疑ってしまうような誹謗中傷がされます。センターでなくとも、選抜に入ったり、テレビに出ていたりするだけでそのようなことが起こります。それは一部の原理主義的な人によって行われていますが、それが原因と思われ、休業するメンバーもいます。初代センターの生駒さんが乃木坂46で最初の標的でした。そのことを乃木坂46では二度と繰り返さないようにとしているのかもしれません。よく考えてみてください。10代の子が不特定多数の人から誹謗中傷されて、平気なわけはありませんし、運営側もそれを見過ごすはずがありません。3,4期生が複数回センターを務めたときにそれらの誹謗中傷はさらに大きくなるはずです。そんなリスクを背負ってまで、しなければならないのかと思ってしまうのは普通の心理なはずです。若返りの目的で3,4期生に新しいセンターをすることは新しいファンを発見する可能性がある裏で、そのセンターを潰してしまうリスクがあります。そうなると、新センターが消耗品のような扱いになってしまい、そのようなことを運営もファンも望みません。つまり、運営側の1期生依存は若返り阻止でも、乃木坂46ファンの態度でもなければ、メンバーの保護である可能性が高いです。それが結果として、1期生のメディア露出機会が増え、1期生に人気が集中している原因でもあります。

 

 

 

最後に

  • これからの乃木坂46を支えるのは3,4期生であることは確かです。そのことを示すかのように1,2期生が卒業しています。女性アイドルは男性アイドルに比べて、非常に寿命が短く、20代前半で卒業することが多いです。白石さんや新内さんは女性アイドルの中では異例ではないかと思います。乃木坂46は可愛らしさだけでなく、大人らしさがあるので、少し年を重ねたメンバーがいることで大人らしさを出すことができるともいます。と言っても、僕と同年代ですが、、、何度も同じことを言いますが、今年が乃木坂46の正念場だと思います。今年の動向で乃木坂46や坂道グループの今後が決まると言っても過言ではありません。四面楚歌を経験した秋元さんや堀さんの知恵を運営側だけでなく、メンバーでも活かす必要があるのかもしれません。ここでもう一度、堀さん、大園さん、与田さんがセンターになれば、他の世代の光になると言えます。堀さんは若返りの意図からは少し外れますが、アンダーから返り咲いたセンターとして再度注目を集めると考えられ、パフォーマンスで魅了することでしょう。与田さんや大園さんは若返りの象徴となり、乃木坂46の世代交代を示すことになるでしょう。白石さん卒業後のセンターはどうなるのか楽しみですね。