坂道は上るもの

乃木坂46についてメインに書いていますが、時折、勉強や旅行や法律問題についても書いています。乃木坂46のファンの行動についても統計分析を行っています。

木陰に差し込む光

 

 

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はじめに

  • 二番目というのは注目を集めにくいポジションです。日本で一番高い山が富士山であることは有名で、たいていの人は答えることができますが、日本で二番目に高い山は?と聞くと急に答えられなくなります。一番は知っているけれども二番は知らないと言うことはよくあります。ちなみに答えは北岳で、赤石山脈(南アルプス)の最高峰です。スーパーコンピューターについて10年ほど前にある議員が「一位じゃないとダメなんですか?二位ではダメなのですか?」と的を射ない発言をし、物議を醸しました。その結果、日本は世界二位に甘んじることになりましたが、先日ついに富岳が世界一位に返り咲きました。一位でなければ注目されず、二位では注目されません。それはどこの世界でも一緒と言いたいところですが、二番目でも注目はされています。一番目と肩を並べることもあります。今回は、二番目は二番目でも二位ではなく、二期生について書いていこうと思います。乃木坂46だけでなく、坂道グループ全体を通した二期生について書いていきたいと思います。

 

調査内容

  • 今回もTwitterのアンケート機能を使って、「推しの二期生は?」という質問で、調査しました。選択肢は現在ある4つの坂道グループを五十音順に並べました。総数は151票でした。ご投票ありがとうございます。乃木坂46のファンを中心にアンケートを取っていることもあるので、結果については非常に偏りのあるものになっています。有意確率が9%台で5%を上回っていますが、1つの傾向として見ていただければ嬉しいです。最近、日向坂46にもハマり始めて、日向坂46が票を伸ばしていたのが少し嬉しいです。ちなみに僕の日向坂46での推しメンは、リーダではなく、キャプテンの佐々木久美さんです。

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調査結果 グラフ

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調査結果 表

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統計情報


 

二番目という名のつむじ風

  • やはり一位は乃木坂46の二期生です。乃木坂46の二期生に最初からハマる人は少ないです。メディアでの露出が他の世代に比べて圧倒的に少なく、初期の段階で推しメンが二期生である人は少ないです。初期の段階で二期生を推している人は堀さんか北野さんを推している人が多いです。しかし、乃木坂46にハマっていくと二期生の魅力を知り、二期生の推しメンが増えていきます。特に98年組の鈴木さんや寺田さんにハマる人が多いです。僕もその一人です。鈴木さんの人気は乃木坂46ファンでは堀さんと肩を並べるかそれ以上の人気があり、二期生で一番勢いのあるメンバーと言えます。これまで、乃木坂46の二期生について書いていますが、二期生は他の世代と比べてパフォーマンス力があります。テレビではあまり見ないけど面白い芸人さんはNGKのような舞台で芸を磨いているため、実力がずば抜けていることがあります。乃木坂46の二期生ととてもよく似ています。メディアではあまり見ないものの、二期生の実力は折り紙付きです。アイドルグループでありながら、魅せることに特化した世代と言っても過言ではなく、他の世代とは一線を画しているところがファンを惹きつけているのかもしれません。
  • 次いで多かったのが日向坂46です。日向坂46は元々けやき坂46(通称、ひらがなけやき)で、欅坂46のアンダーグループのような形でデビューしました。楽曲も欅坂46カップリング曲という形で収録されていました。そして2019年2月11日に現在の日向坂46になりました。日向坂46の二期生はけやき坂46時代(2016年)から在籍していて、二期生までは全員ひらがな時代に加入していますが、三期生はひらがな時代と日向坂時代をまたいでいます。日向坂46の二期生と言えば、日向坂46のエース・小坂菜緒さんです。1stから4thシングルまで、ずっとセンターを務めていきました。初期からセンターを連続で務めているという意味では元乃木坂46の生駒さんと重なる部分があります。他の坂道グループでは、一期生のセンターが多く、絶対的エースであることが多いです。それに対して、日向坂46は他の坂道グループと異なり二期生がセンターで、絶対的エースです。日向坂46二期生の人気は日向坂46の人気に直結していると言えるかもしれません。つい先日おひさま(日向坂46のファンの通称)になったので、これからが非常に楽しみです。
  • 欅坂46日向坂46より先に誕生したグループですが、現在二期生までしかおらず、他のグループと比べて、二期生加入までのブランクがあります。坂道合同研修生の配属発表で欅坂46の二期生が全員揃いました。先日のライブで改名することが発表され、次のグループ名が何になるのか楽しみです。お恥ずかしながら、欅坂46の前が鳥居坂46であるということを改名のニュースの時に知りました。欅坂46は「サイレントマジョリティー」で鮮烈なデビューを果たし、先発グループである乃木坂46を追い越すほどの勢いがありました。乃木坂46は可愛いと綺麗を合わせ持つグループで、欅坂46はクールなパフォーマンス集団でお互いのファンを奪い合うのではなく、幅広い層のファンを坂道グループで獲得していました。そんな欅坂46も順風満帆とはいかず、今年になり、エースの平手さんの脱退や卒業生の言動により、ネガティブなイメージが付いてしまっています。欅坂46への票は二期生の人気ではなく、このような要因によって投票が忌避され、他の選択肢に流れた可能性があります。以前のように勢いのある欅坂46に戻ってほしいです。
  • 吉本坂46は結成という意味では坂道グループ最後発のグループですが、所属しているメンバーは他の坂道グループより芸歴の長い人がいらっしゃいます。吉本興業に所属している芸人さんで構成されています。アイドルグループと言っていいか疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、坂道グループということで目をつぶっていただければ嬉しいです。吉本坂46欅坂46同様二期生までいます。深夜に「吉本坂46が売れるまでの全記録」という冠番組があり、坂道グループのメンバー(主に乃木坂46)のメンバーがゲストで参加しています。今回、票が少なかったのは他の坂道グループと比べて異質であることが原因であったと言えるかもしれません。アイドルグループという枠組みなのか芸人さんのグループという枠組みなのか意見が分かれるとことになると思います。

 

最後に

  • 坂道グループでは、それぞれのグループのイメージが異なり、同じ層のファンを取り合っているようなことはあまり見られません。特に欅坂46はアイドルというよりアーティストという印象が強いです。そして、グループだけでなく、各世代にも色があり、互いにイメージがぶつかり合わないようにしているように思えました。僕も今まで二期生と言えば、乃木坂46でしたが、他の坂道グループに目を向けると、それぞれのグループの色だけでなく、それぞれの世代の個性を知ることもできました。坂道グループと一括りにされても、それぞれのコンセプトや持っているカラーは異なります。サッカーで言えば、ドイツスタイルのサッカーと言ってもブンデスリーガのチームによってプレースタイルは異なるのと同じことです。こうやって一つのことをきっかけに他のことを調べていくと新たな発見がありますし、わかりやすく勝手にカテゴライズしていることにも気づかされます。それぞれをしっかり見ると似て非なるものであることがわかります。坂道グループはチューリップのように色んな花が咲き、並んでいると言えますね。