お勉強企画(理科編)
はじめに
理科と言えば、実験が付いてきます。実験が楽しかった記憶がある方もいらっしゃると思います。理科の苦手意識は計算と暗記だと思います。ややこしい名前が多くて、しかも似ている。ごっちゃになってしまうし、参考書見ても、、、となる人もいらっしゃると思います。高校のときに化学を選択していたので、化学と他3科目では分量が大きく異なりますが、温かく見守ってくださると嬉しいです。
理科
化学
この分野の特徴はすべてのものを構成する原子の勝手気ままな振る舞いです。原子に自分たちの好きな原子だけ引っ付きます。それを化合と言います。この化合がこの世のすべて物を作り出していると言っても過言ではなりません。今皆さんが来ている服は炭素化合物(有機物)からできています。すべてを構成しているものが原子です。原子を引っ付けたり離したりするのに熱を加えたり、光を当てたりします。条件がそろわないと勝手気ままな振る舞えないわがままぶりです。猫以上にわがままなのが原子です。実はこれが化学の基本となります。
ちなみにですが、料理でよく使う火は激しい熱や光を発する酸化反応です。都市ガスであればメタン(CH4)が酸素(O2)と反応するときに激しい熱と光を発しています。その熱を我々は生活で利用しています。化学の知識で生活の目線を変えると面白いかもしれません。
物理
ものを動かす仕組みのことです。物理は計算が非常に多い科目ですが、考え方としては簡単です。ボールを蹴るときにまっすぐ飛ばすときとカーブを蹴るときのフォームは違うはずです。実はこれで物理を学んでいることになります。カーブを蹴るときに回転をかけることとターゲットまでの距離を意識して蹴る位置や強さをコントロールしていると思います。難しい計算などをせずに瞬時に判断していると思います。物理の勉強をするときは自分の好きなスポーツに置き換えて考えると非常に楽しくなります。
生物
生物は生き物の観察です。自分の好きな生き物を観察したり、ペットの行動を観察したりしてください。何か新しい発見があります。ただし、決して解剖などは行わないでください。最悪の場合、法に触れて罰せられることがあります。くれぐれも注意してください。
地学
天気や地震や天体です。地学の知識があれば、天気の予測も立てることができますし、地震への対応できます。天気予報でキャッチできない小さな変化に気づくことがあるかもしれません。その知識があれば、傘を忘れてぬれねずみになって帰ることも少なくなるはずです。地震はどこかで必ず起こる災害です。ただ、その地震の知識を付けて、地震に対して少しでも自信を持って対応できるようになるかもしれません。
天体についてはロマンティックな話ではなく、道に迷ったときに方向を示すものとして使います。方角がわかれば、帰る場所もわかるからです。古代ではこの天体を使って、時間を計り、今の暦が完成しました。これだけで非常に壮大な話になりますね。地学の知識はあると生活が便利になると思います。
最後に
ここまで5教科シリーズの概要だけ説明してきました。少し勉強が楽になってくれればと思っています。今回のシリーズはこちらから一方的に進めてきました。これからはみなさんのリクエストにお応えする形で記事を作ろうかと思います。この分野について解説してほしいという分野があれば、気軽におっしゃってください