坂道は上るもの

乃木坂46についてメインに書いていますが、時折、勉強や旅行や法律問題についても書いています。乃木坂46のファンの行動についても統計分析を行っています。

どこであれ相手はいる

 

f:id:rakudapetra:20210606111053p:plain

 

はじめに

ここ数年、インターネットを通じて様々なサービスが提供され、インターネットなしではもう生活ができなくなってきています。その中でもSNSを活用する機会が増加していると思います。何かの宣伝をしたり、自分の意見を主張したりと様々な用途で使われております。そんな僕も使っております。SNSを通じて思うことは、インターネットでのコミュニケーションが難しいということと大の大人でもそういったコミュニケーションができていないことが多いのではないかということです。今回はそういったことをサラッと書いていこうと思います。

 

それ、返事に困るんですよ

f:id:rakudapetra:20210606111345p:plain

Twitterで何かをつぶやくといいねであったり、リツーイトであったり、リプライ(以後、リプ)が来ます。短い文章なのでチャット感覚で不特定多数の人とコミュニケーションを取ることができ、今まで以上に様々な人とコミュニケーションが取れるようになりました。しかし、その反面、よくわからないようなリプも存在します。ツイートをする時点でコミュニケーションは発生せず、単なる発信であり、見るか見ないかはフォロワーさんの自由ですが、リプは違います。リプはそのことについてコメント(返事)をしているので、最低限のコミュニケーションが発生します。これを分かっていない人がたまにいるんですよ。残念なことに。「そういうリプする自分、かっこいい」と思っているのかもしれませんが、かっこいどころか人として及第点をたたき出してますよと豪語しているようなものです。現実世界でも苦労をすると思うので治されたほうがいいですよといつも思います。

ある程度、仲良くなってそういうことをするのであれば、いいのですが、素性の知らない人にされてみてください。まあ、怖いですよ(笑)。自分のツイートに対して、いきなり「FF(フォロー・フォロワー)外から失礼します。○○では、それは当たり前のことですよ。」というリプが来てみてください。普通に怖いですし、FF外から来て、それをわざわざ言わなければならないのか?というのが率直な感想です。これを現実世界で考えてみてください。友達と話しているときにいきなり知らない人に同じようなことを言われてみてください。「え?何?こわっ」となるはずです。でも、ネットではそういったことがよくあります。それを言ったところで何になるのかと思ってしまいます。だいたい、こういったリプは自分の方が上だよというマウントが多いです。見ず知らずの人にそんなこと言って何になるのかよくわかりません。

noteなどの記事にコメントに対して、「いつも拝見しております」といったコメントは非常にありがたいのですが、Twitterでそれをされると変な感じになります。実際にあったのは「いつもツイートを見て感心しております。○○については~~」と書かれていました。ひねくれた性格なので、「ラジオ番組のハガキでもないのに、それ言う必要ある?若干、上からなのは無意識?」と思ってしまいます。noteやブログのコメントではそういったことをどんどんしてほしいのですが、Twitterでそれをする必要はないと思うので、無駄だと思ってしまいます。大それた内容であればnoteにするので、そういったことをTwitterでされても、、、というのが正直な気持ちです。丁寧なようで実は丁寧ではないのかもしれません。過ぎたるは猶及ばざるが如しというようにやり過ぎは禁物です。Twitterでのリプで適切なものであっても、noteで不適切なこともありますし、逆もしかりです。Twitterとnoteのような媒体では求められるものが異なるので、そこに合わせたコミュニケーションが必要になると思います。noteでそういったことをされる人はいませんがね(笑)

 

現実世界でコミュニケーションが取れない!?

 

ネットの世界でコミュニケーションがうまく取れない人は現実世界でもコミュニケーションが取れず人間関係をうまく構築することができないと思います。しかし、ネットの世界でコミュニケーションが取れて、現実世界でのコミュニケーションが苦手という人は現実世界でも問題なくコミュニケーションが取れると思います。その違いは非常に簡単で相手がいることを理解しているかどうかです。ネットの世界で浮いているような人は現実世界でも浮きます。それは相手のことを考えずに、「自分が、自分が」となっているからです。それに対してネットの世界でコミュニケーションは取れるが、現実世界では苦手という人は人見知りであったり、慣れていないだけであったり、克服すれば問題はないと思います。相手のことを考えている時点でコミュニケーションは成立しています。実際のコミュニケーションが苦手という人は少しずつ慣れていくことで解消されると思います。

 

最後に

現実世界のコミュニケーションとインターネットのコミュニケーションがまったく違うものと思われていることがありますが、それは間違いです。どちらも相手がいることなので、相手がいる以上、相手に伝えることを考えなければなりません。世界は違えど、求められるものは同じなのです。ネットでマウントを取るような人は現実世界で誰も認めてくれないと勝手に思い込み、それをネットで晴らしているだけだと思います。それであれば、現実世界で認められる努力をすればいいだけの話ですが、そういった努力をせずに周りのせいに自分の居場所を常に求め続けます。残念ながら、そんな人はどこへ行っても居場所はありません。ネットでのコミュニケーションが現実世界の延長であることについて、教えてこなかった我々、大人にも責任があると思います。ネットは現実世界に代わる新しい空間ですが、それを動かすのは人間で、コミュニケーションを取るのも人間です。なので、基本的なコミュニケーションについては何も変わらないのです。ネットの功罪は非常に大きなものであり、一番理解しないといけない我々、大人がそれを理解していないのかもしれません。