坂道は上るもの

乃木坂46についてメインに書いていますが、時折、勉強や旅行や法律問題についても書いています。乃木坂46のファンの行動についても統計分析を行っています。

し〇じり先生ー僕みたいにならないようにー

 

はじめに

  • 今回は某番組のパクリのようなタイトルになっています。乃木坂46の高山さんもよく出ている番組です。なぜ、こんなタイトルにしたかというと、ブログを始めて今月で丸一年経ち、その経緯にタイトルが示す要素が山のようにあるからです。今のコンセプトは始めた当初とコンセプトが全く違います。そういったことを書いていこうと思います。

  

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こうやってブログを始めた

  • まず、僕がブログを始めた理由は副業でお金を稼ぎたいと思ったからです。出だしから不純すぎますね。そのネタとして、乃木坂46の写真集を選びました。自分の好きなことを書いて、お金を稼げるなんて、いいこと尽くめではないかと思いました。そして、ブログを始めました。ブログでお金を稼ぐことは、規模は違えど、会社を立ち上げることと一緒で消費者のニーズに答えるものにしなければなりません。これを市場調査やマーケティングと言います。本来、ブログでお金を稼ぐのであれば、配信するコンテンツ、ターゲットユーザーについて細かく分析する必要があり、競合がいないかを確かめなければなりません。

 

お金に目がくらんだ人のイラスト(男性)

 

 

 

 

今話題になっていることを取り上げれば人は来る

  • 僕はこう思います。「ブログなんて、お金払って見る人がいないわけだから、ターゲット層なんて深く考える必要はないし、乃木坂46の人気はすごいから誰でも寄ってくるに決まっている」と高を括っていました。僕は、SNSを活用すれば、すぐに人は集まると思い、Twitterの別アカウントを作ります。今もそのアカウントをメインにブログの記事を載せています。

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  • そして、初めての投稿をし、Twitterにアップします。ほとんど覚えてはいませんが、数人だったと思います。その当時の記事が「『2017』橋本奈々未写真集 ――感想」です。小学生の作文でも付けないようなタイトルです。さらに、普通のことを普通に書いても面白くないから、少し気取って文学的に書いていました。そして、そんなときにあるグループを見つけ、入ります。そこで拡散をしていました。読んでくれる人が少ないのは、多くの人の目に触れていないからだと思いした。そして、このグループを活用すれば、読んでくれる人が増えると思い、記事を拡散しました。その結果、少しだけ増えました。

SNSが表示されたスマートフォンのイラスト

  • それで、僕はこう思います。「ネタは完璧。あとは拡散力だけ」と思い、今のブログのグループなどの設定をいじりました。ここで僕は大きな勘違いをします。ネタが良かったのか、運が良かったのかがわからない状態でネタがいいと勝手に決めつけていました。これが後に大きな誤りを招きます。僕は、フォローし、フォロワーを増やし、そうすれば、もっと読んでくれる人が増え、お金が稼げると思っていました。記事を数回(1か月)上げて、見てくれる人は増えました。
  • さらに僕にはこういう思いがありました。「ブログで買った写真集代は回収しよう」ビジネスの世界ではこれは当然のことでありますが、ブログを始めるときに見切り発車で始め、内容やユーザーについてろくに分析をせずにやっているので、そんなことできるはずもありません。そして、ついにこんなことを思い始めます。「写真集=商売道具」これさえあれば、お金を稼ぐことができると思っていました。写真集を見て楽しむものではなく、お金稼ぎの道具としてみるようになります。いつものように記事を上げ、拡散をしてもらっても人が増えまないことが多くなりました。そして、僕は絶対に思ってはいけないことを思います。

 

 

慢心からのほころび

 

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  • 「こいつら、乃木坂46のよさをわかってないんじゃないか!!」何かを提供する側が受け取り手に問題があると思うことは絶対にしてはいけないことです。何が起こるとそれに原因があります。今回の場合だと、人が増えないという結果があり、それに対する原因を読み手が良さをわかっていないと決めつけました。こう思ったのも、ネタに問題がないと思っていたからです。ブログなど腐るほどあり、その中で興味を引き記事は非常に少ないです。読まれないのは、内容の良し悪しに関わらず、興味を引くタイトルやアイコン出ない限り、見向きもされません。そして、乃木坂46を題材した記事も山のようにあります。その中で戦うには読み手が読みたくなるような工夫をしなければなりません。そんな工夫を一切していませんでした。自分で努力をせずに、人任せにしていました。
  • そして、僕のブログでのお金稼ぎの目論見はほころび始めます。PV数が減り、ついに誰も来ない日が数日続きました。それもそのはずで、月に数回しか更新しないような奴に色んな人が来るはずがありません。しかも、写真集の感想も月並みで面白味はありません。3か月間の合計が800人前後した。単純計算をすると、1日の平均は8-9人でした。そして、僕はブログを始めて、たった3か月で、更新しなくなりました。ブログをしばらく放置していました。

 

ビジネスのイラスト「業績ダウン・右肩下がりのグラフ」

 

 

ブログ再開、訪れる転機

  • では、なぜまた更新するようになったかと思われる方もいらっしゃるはずです。昨年の11月から12月まで、病気休暇で会社を休んでいました。特にやることもなく、過ごしていたある日、そういえば、ブログやってたなと思い出し、そこから再開しました。再開一発目は写真集についてでした。久しぶりということもあり、読んでくれる人は少なかったです。そして、転機が訪れます。
  • また別のグループへの加入です。そのグループは、リツーイトするだけのグループではなく、メンバー同時で色々な会話をするグループでした。そこで自分のブログの宣伝をしました。その時にメンバーの反応が、僕のブログに対する考え方とコンセプトを大きく変えます。
  • 「おもしろいね」この一言で、僕は、ブログはお金を稼ぐ手段ではなく、誰かに何かをしてもらうための手段であることに気づきます。そして、おもしろと思ってくれる人がいるということが嬉しかったです。

  • そのときの僕はまさにこんな感じでした。僕は読み手への意識が完全に抜けていました。始めたころは、話題のものを書いてお金になればいいと思い、読み手の反応なんてどうでもいいからPV数さえ増えればいいと思っていました。読み手を意識していないブログは誰も見たいと思いませんし、一度見たらもうそれ以上はいいと思うのが当たり前です。初期の頃の15本ぐらいは、何の工夫もしていませんでした。そんなブログを読みたくなるはずがありません。人さえくればいいではなく、しっかり読んでもらうための工夫をしなければなりません。それを僕は怠っていました。単に話題になればいい、それだけでした。
  • 人を多く集めているブログはとにかく見やすいです。何かを提供する側の人間は受け取り手を意識したものにしなければなりません。タイトルやアイコンで興味を引かなければなりなりません。そして、中身を見たときにどんな内容があるかを一目でわかるようにする必要があります。記事の内容はその次です。何かを伝えるのであれば、それを読んでもらえるように形を整えないと、誰も見向きもしてくれません。僕も最低限その形だけは整えるようにしました。記事は自分の伝えたいことに絞り、その記事の内容を知ってほしいと今は思うばかりです。
  • 今ではブログでお金を稼ごうとは思わず、誰か1人でも面白いと思ってくれる人が増えたり、また読みたいと思ったりしてもらえるようにしたいと思っています。そして、趣味で細々とやっていこうと思うようになりました。記事の内容によって、多く集まるものや集まらないものはあります。それは僕が読み手のニーズに答えられていない証拠です。1人でも多くの方にこのブログを読んでほしいという気持ちには変わりはありません。たった1人でも読みたいと思っていただければ、それだけで満足です。

 

 

 最後に

  • 不純な理由でブログを始めた僕ですが、最初から変えていないコンセプトが1つだけ変えていないコンセプトがあります。それは、誹謗中傷や真偽のわかないことを記事にしないということです。そのような内容だと過激さから人が集まるやすいです。そんなことをするために匿名でやっているわけではありません。匿名でやると身元がバレないから何やってもいいではなく、匿名だからこそ責任をもって発信しないと思っています。時として、その情報に振り回されたり、傷ついたりする人がいます。そんなことしてまで、PV数を稼ぎたいと思いませんでした。僕は匿名だからこそ、誹謗中傷のようなことをしないようにしています。何かを批判するときは言葉を選びます。それは実名でやっている時以上に神経を使います。無責任なことを言うために匿名にする必要がないと思っています。バレないから安心ではなく、匿名だからこそ、誰かの役に立てるのではないかと思っています。実名だと、なかなか勇気の出ないことが、匿名ではそれができます。匿名という仮面を使って、誰かにいい影響を与えることもできます。匿名は本来そうあるべきと思っています。
  • もしかすると、ライブの時にすれ違っているかもしれません。僕がどんな人間かを知らない方が面白いことだってあると思っています。
  • 至らない点もありますが、これからもよろしくお願いします。