お勉強企画(英語編)
はじめに
- 主要3科目最後になりました。今回の英語については国語と数学と少し異なった視点でお話をしたいと思います。英語は外国で使う言葉だと思われていましたが、近年では訪日外国人観光客が増える一方で日本にいて英語を使わざるを得ない状況が来ています。学校で習った英語をまともに使えている人を見たことがなく、しどろもどろした人しか見たことがない学生からすれば学校の英語ってなんなのだろうかと思うはずです。学校で習った英語を使える英語にしてみませんか？
自分の思いを伝えよう
- 英語で重要なのは単語、文法、長文、リスニング、英作文どれでしょう？答えは全部です。おい、やる気あるんかとツッコまれそうです。じゃあ、これをどうやってマスターしていくのか、単語帳を見て覚える、問題集をひたすら解く。そんなことは学校でもやっているはずです。僕はそんなことを薦めたくありませんし、薦める気もありません。これから皆さんにやっていただきたいことを書いていきます。
- まずは、自分の好きなものについて、英語で文章を作ってください。その次に自分で読んでください。そのときに気を付けてほしいことがあります。自分の好きなものについてまず日本語で文章を作ってから、英語にしてください。そうしないとひどい英文になります。これは僕の経験談です。日本語で話せないものを英語にすることはできません。その書いた英文を誰かに添削してもらってください。仲のいい英語の先生が一番気軽に聞けるはずです。自分の好きなものについて考えているとそれにまつわる単語も自然に覚えていくはずです。そうやって単語や文法も覚えていきましょう。
- 次はそれについて英語で誰かに話してみましょう。英語で話す相手がいなければ、自分で会話文を作ってみましょう。その会話文を読んでみてみください。読みことで文章にしたときには気づかなかったことに気づきます。読むことで相手に伝えたいことが見えてくるはずです。伝えることを意識してみましょう。
通勤・通学で実践
- 電車や駅のアナウンスで言っていることを自分の耳で確かめてください。何を言っているか理解するのに持って来いです。英語のアナウンスの前か後に必ず日本語でのアナウンスがあります。問題と答えが一緒になっています。街中で流れている英語のアナウンスを聞くだけでもリスニング力は上がります。上級者になるアナウンスを頭の中で同時通訳します。僕は同時通訳の域までは達していませんが、意味はだいたい把握できます。映画好きな人は英語で見るのがおススメです。
分野を分ける必要はない
- 分野を分けていないようなと思われた方がいらっしゃると思います。全く分けていません。なぜならする必要がないうえに、まとめて勉強した方が効率的です。自分の好きなものを文章にするときにリスニングと長文読解以外は網羅できています。その次に自分で読むことで長文読解やリスニング力向上につながります。ここだけですべて網羅できているのですが、リスニングに関しては生の英語を聞くことが一番と思い、アナウンスを聞くというのを入れました。実は分野を分けて勉強する必要はありません。僕はあるものを使って伸ばしていくことをスタンスにしています。この参考書がおススメなどと言っても人によって好みはあります。できることからやっていくことで伸びていきます。
最後に
- 僕も大学に入るまで英語を話せると思っていませんでした。英語を話せる人はかっこいい。そんな幻想を抱いていましたが、いつの間にか話す側になっていました。英語が話せるようになると一人で外国へ行っても楽しいですし、友達もできます。だからと言って高校生の時以上に英語の勉強をしたかと言えばしていません。ただ自分の言いたいことを伝えるだけで英語を話せるようになります。
- イギリスでサッカー観戦をして、現地の人と一緒に盛り上がって仲良くなりたくないですか？今学校でやっている勉強も大事ですが、相手に伝えることを意識した英語の勉強をしてみてください。長文もリスニングも相手に伝えるために文章にしたり、読んでいたりするのです。相手に伝える、ただその意識が英語に対する苦手意識をなくしていきます。
