坂道は上るもの

乃木坂46についてメインに書いていますが、時折、勉強や旅行や法律問題についても書いています。乃木坂46のファンの行動についても統計分析を行っています。

新しい世界に挑戦してませんか?

 

 

 

はじめに

  • Twitterではすでに紹介をしていますが今回もTwitterで書ききれなかったことを書いていきます。今回紹介する国は注意事項が非常に多い国です。海外旅行になれて、ヨーロッパを難なく一人旅できる方向けになっています。初心者の方や外国の文化に疎い人にはおススメできません。文化の違いを理解せずに旅行すると非常に危険な目に遭うリスクがあります。今回は基本的なことは省略します。

 

 

  • ヨルダンもイランも日本からのアクセスは悪く、最低でも1回乗り継ぎしなければなりません。さらにイランは経済制裁の影響かわからないですが、就航している航空会社が減っています。ヨルダンは中東の中でもまだアクセスや制限が緩いですが、イランは非常に厳しく容赦がありません。
  • ではヨルダンとイランのポイントを見ていきましょう。今回は50音順ではありません。

 

 

ヨルダン

いい点

  • 治安がいいですが、シリアやイラクの国境沿いは危険です。イスラエルとの国境付近も少し注意が必要です。
  • 首都のアンマンは物価が安く、日本の半分から3/4ほどです。現地で使うお金が少なくても十分楽しめます。お店によってはクレジットカードも使えるので現金がなくても対応できます。
  • 90日間はビザなしで入国できます。
  • 死海でぷかぷか浮くことができ、泥パックもできます。実は死海の泥パックは知る人ぞ知るコスメアイテムです。街中で売っているので、女性へのお土産におススメです。RIVAGEというブランドが死海泥パックでは有名で、アンマンのショッピングセンターにも入っています。僕の女友達に渡しましたが、普通の泥パックと違うようです。
  • ペトラ遺跡は世界有数の遺跡地帯で非常にミステリアスな遺跡です。世界の不思議を発見してみませんか?

 

f:id:rakudapetra:20191228085601j:plain

アンマン城

f:id:rakudapetra:20191228085626j:plain

死海

f:id:rakudapetra:20191228085720j:plain

ペトラ遺跡

 

注意すべき点

  • 日本で両替ができず現地で両替しなければなりません。さらに交通網が発達していないので、空港から都市部への移動はタクシーかバスになります。そのため、空港についてタクシー代ぐらいは両替しなければなりません。空港でのレートは市内のレートよりも悪いです。市内で両替する場合は必ず銀行で両替してください。変な人から両替を頼まれても、いいことは何もなく偽札を掴まされる危険があります。
  • 英語も通じますが、アラビア語公用語で看板がアラビア語なので、解読に時間がかかるのと相手が何を言っているか理解できないことがあります。多少のアラビア語を覚えてからヨルダンに行きましょう。
  • 中東では、モノの値段を交渉して決めるので、向こうの言い値には絶対従わないでください。向こうの言い値は高確率でぼったくられます。タクシーも同様です。こっちから吹っ掛けるぐらい安い金額を言ってみましょう。案外その価格が現地での相場の可能性があります。ホステルの主人と仲良くなると旅行プランのコーディネートや安いタクシー業者を紹介してくれます。

 

 

 

イラン

いい点

  • 治安はヨーロッパ以上にいいです。席取りするときに自分の荷物を置きます。ヨーロッパではまず見られない光景で、そんなことをすると盗まれます。イランでは席に荷物を置いても盗まれることは少ないです。しかし、ヨルダン同様、イラクとの国境やアフガニスタンパキスタンとの国境付近は非常に危険です。外務省も勧告するほどです。
  • 観光スポットが多く、街中のモスクはどれも綺麗です。この水色をペルシアンブルーというそうです。非常に鮮やかで繊細な柄が特徴的です。イランの観光地は首都のテヘランではなく、エスファハーンとシーラーズです。僕もこの2都市に行ってみたいのですが、まだテヘランカスピ海周辺しか行けていません。
  • 料理もおいしく日本人の口に合わないものはないと思います。スイーツや果物にも挑戦してみてください。
  • 台湾以上の親日国なので、日本人というだけで人気者になれます。アイドルみたいにチヤホヤされるので、乃木坂46の気分を味わえます。
  • イランは砂漠地帯が大半なので、夏場であれば日中1時間もしないうちに洗濯物は乾くほどです。水にぬれてもすぐに乾きます。
  • 物価はヨルダン以上に安く、5万円もあれば1週間でかなりの贅沢ができます。
  • ペルシャ絨毯が日本の1/10以下の値段で買うことができます。

 

f:id:rakudapetra:20191228085731j:plain

モスク

f:id:rakudapetra:20191228085845j:plain

モスク内部

 

f:id:rakudapetra:20191228085816j:plain

ゴレスターン宮殿

 

 

注意すべき点

  • 入国にビザが必要です。イラン大使館で取得することもできますが、空港でも取得することはできます。確かビザ取得に50ユーロでイランの保険(強制加入)が15ユーロだったと思います。なぜかビザと保険だけユーロです。ビザ申請書にはペルシャ語で書かれていて、審査官もペルシャ語で話してきます。英語も通じますが、ペルシャ語でバーっと言われます。
  • イランへはアルコール類や豚肉エキスの入ったもの、女性が肌を露出している写真や本(一般的な写真集や雑誌)の持ち込みは禁止されています。これらはすべてイスラム教の聖典コーランで禁止されていることで、これに違反すると最悪の場合死刑になるのでイランに入国する際は持ち物チェックを必ずしてください。僕も入念に荷物のチェックを行いました。
  • ヨルダン同様、移動はバスかタクシーです。値段交渉も同様です。現地の友達がいれば、その友達に値段交渉を頼むとぼったくられることはありません。
  • 通貨の両替ですが、街の銀行で行ってください。ヨルダン同様、変な人から誘いには乗らないでください。両替するときですが、日本円ではなくアメリカドルを持っていくとレートがいいです。日本円だと非常にレートが悪く、受け付けてもらえないところもあります。イランに行くときはアメリカドルを持っていきましょう。イランではVisaやMastercardといったクレジットカードはアメリカとの関係により使えません。イラン国内だけでしか使えないクレジットカードがありますが、外国から来た人間が手にすることはほとんどないので現金が命です。
  • イスラム教の戒律に忠実な国なので、外に出るときは季節を問わず、長ズボンを履いてください。女性だけでなく、男性も足に関しては肌の露出を好ましいとしていません。街中で女性の肌に触れたり、女性専用車両に乗ったりすることは大変危険ですので、細心の注意を払ってください。イラン当局に身柄を拘束され、命の危険もあります。左手で人に触れてはいけません。イスラム教で左手は不浄な手とされています。喧嘩の火種になるので気を付けてください。
  • 街中はペルシャ語で数字もペルシャ数字で解読に時間がかかります。ペルシャ語をちょっと話せるとイラン人と仲良くなれます。
  • イランの渡航歴があるとサウディ・アラビアやイスラエルは最悪の場合入国拒否に遭い、アメリカへの入国審査に時間がかかります。ちなみに、イランにイラン人の友達がいることもあり、僕はイスラエルとサウディ・アラビアに入国できない可能性が高いです。

 

 

f:id:rakudapetra:20191226103814j:plain

イラン観光ビザ

 

最後に

  • これらの国は気を付けて旅行する国になりますが、定番の観光地ではできない経験ができます。僕は一回イランに行って、そこからすごくハマりました。今まで行った国の中で一番面倒くさい国でしたが、その煩わしさを超える非常に魅力的な国でした。定番の国に飽きた方に中東はおススメです。いきなり中東は、、、と思われる方は東南アジアで一人旅をしてから行ってみると免疫が付くと思います。これらの国は非常にハードルの高い国ですが一度行くとやみつきになる国です。家の飾りもの基本的にイランかヨルダンで買ったものです。自分でもびっくりするぐらいハマっています。
  • 挑戦的な旅行をされたい方は是非行ってみてください!