坂道は上るもの

乃木坂46についてメインに書いていますが、時折、勉強や旅行や法律問題についても書いています。乃木坂46のファンの行動についても統計分析を行っています。

男役は宝塚だけじゃない

 

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はじめに

  • 乃木坂46と言えば、可愛い子の多いアイドルグループだと思われます。アイドル界屈指の美女がそろっています。今までのアイドルは一線を画すアイドルグループでアイドル界に新しい風を吹かしています。今まで紹介してきたように、乃木坂46は単なる美女の集団ではありません。若手芸人を脅かすようなバラエティー女王もいれば、芸術家顔負けのメンバーもいます。そして、今回は乃木坂46の男役について調査しました。乃木坂46のすみれの花が咲きます。

 

 

乃木坂に咲くすみれの花

  • 先ほどから「すみれ」の名前を出しているのは、宝塚歌劇団を象徴する曲「すみれの花咲く頃」から来ています。深川さんの卒業シングルの「ハルジオンが咲く頃」に名前が似ていますね。もしかすると、ハルジオンのタイトルもここからヒントを得ているのかもしれません。宝塚歌劇団には男役だけでなく、娘役など女性役も存在しますが、カッコいい女性の代名詞として宝塚は今でも使われています。ちなみにですが、大阪から宝塚へは阪急宝塚線を使うよりも阪急神戸線に乗り、西宮北口阪急今津線に乗り換える方が早く着きます。
  • 宝塚歌劇団の説明が少し長くなってしまいましたが、本題に移ります。今回は乃木坂46で一番男役が似合うメンバーについて調査しました。方法はいつもの方法ですが、選択肢が「伊藤純奈」、「高山一実」、「橋本奈々未」、「若月佑美」の4択(敬称略)で行いました。生田さんや斎藤さんや山下さんも入れたかったのですが、選択肢の都合上こうせざるを得ませんでした。ノギビンゴの「ちー様」と「いくお」がいまだに忘れられません。「第三の女・与田」は記憶に新しいはずです。総数は264票です。ご協力ありがとうございます。

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調査結果 グラフ

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調査結果 表



男役トップは誰!?

  • 卒業されて、女優としてだけでなく、美容モデルとしても活躍されている若月さんが断トツでした。現在も「私の家政夫ナギサさん」に出演されています。この中で唯一身長が150cm台で小柄な体格なので男役から少し離れていますが、その端正な容姿から票が集中していたのではないかと考えられます。乃木坂工事中(以後、「乃木中」)やノギビンゴでも男役が圧倒的に多いメンバーだと思います。若様軍団の軍団員の坂口さんの妄想クリスマスでマイケル・ジャクソンのような恰好が鮮明に残っていらっしゃるかもしれません。乃木坂46の男役のトップスターではないでしょうか。そんな男役が似合う若月さんですが、秋元さん曰く「一番乙女なメンバー」です。ルックス的に男役ですが、内面は非常に乙女なところや笑った顔が可愛いのが非常に魅力的です。最近は髪を伸ばされ、大人らしさが一段と増しています。軍団員の山下さんがポスト若月さんの座に就く日も遠くないかもしれません。
  • 次に多かったのは現在の男役トップスターの伊藤さんです。1位の若月さんとはダブルスコアの差ですが、それでも堂々の2位です。身長も160cm台後半で、その見た目は宝塚の男役のスターを彷彿とさせます。新星の山下さんも勢いはありますが、今の乃木坂46の男役トップは伊藤さんでしょう。伊藤さんは今回のメンバーの中では選抜経験がなく、他のメンバーに比べると他のメディアで見る機会は少ないです。しかし、この得票数と順位を見ると大健闘ですし、今回の調査に他のメディアへの露出頻度が関係ないことがわかります。投票者の大半が乃木中やノギビンゴでの男役を印象が強かったのかもしれません。今年の乃木中でのバレンタインデー企画の伊藤さんは本当にかっこよかったです。梅澤さんが相手役は絶対伊藤さんと言わしめる人気の男役です。宝塚好きの寺田さんが娘役で、伊藤さんは男役をするといったことを乃木中でしてほしいですね。舞台での経験が豊富なので本当に宝塚歌劇団を彷彿とされる演技を見せてくれるかもしれません。
  • 橋本さんと高山さんは数票差で、橋本さんのほうが男役の人気がありました。橋本さんも高山さんも端正な容姿から男役をやることが多く、高山さんは今年のバレンタインデー企画で「かず先輩」という新しい男役のキャラを確立しました。また新しいキャラが誕生しました。橋本さんも乃木どこ時代に男役をされていました。当時髪が短かったこともあり、非常に似合っていました。高山さんも橋本さんも似合っていましたが、前者の2人との決定的な違いは声の高さではないとかと思います。男性の特徴の一つに声の低さが挙げられます。男装で見た目を男にすることは可能ですが、声の高さは簡単に変えられません。そして、高い声を出すより低い声を出す方が難しいので、音節のある中国語を話す人は声を少し高くして対応すると言われています。今回の4人は視覚的に男役を演じることができますが、声で男役を演じるとなると若月さんや伊藤さんの方が有利になります。メラビアンの法則でも視覚情報が55%で、聴覚情報が38%で、言語情報が7%と言われています。見た目の次は声で判断することになります。無味乾燥とした文面での影響は非常に小さいことがわかります。今回の結果は認知心理学の結果を肯定しただけに過ぎませんが、人が何かを判断する基準はちょっとしたことで変わると言えます。今回の結果は声の高さに起因しているとすると斎藤さんは伊藤さんや若月さんと並ぶ可能性があると言えます。

 

 

最後に

  • 今回のアンケートは選抜の有無に左右されないものでした。基本的にどのアンケートも選抜の有無が少なからず影響しますが、今回はその影響が見られませんでした。斎藤さんや生田さんや山下さんを加えたとしても選抜の有無に左右されないと言えます。そして、情報が新しい方が印象に残りやすいと思っていましたが、卒業されて1年以上経つ若月さんが断トツであったことから情報の新旧もそこまで影響していないことがわかります。通常、情報が新しい方が影響を与えやすくなります。乃木中などの番組での実績や個人の持ち合わせているものが票に結びついているのではないでしょうか。それについては何の調査もしていないので推測の域になってしまいます。情報の新旧で票が左右されないところを見ると、投票者が候補者の持ち合わせている能力を純粋に評価していると言うことができます。非常に冷静な判断を下していると思います。ファンが乃木坂46のメンバーの個々の特徴をしっかり捉えていることがわかります。メディアの情報だけでなく自らの情報を織り交ぜていると言えます。今回の結果を言い換えるならば乃木坂46ファンのインテリジェンス達の意見と言えるのではないでしょうか。ちょっとしたことに影響されず、自らの意見を織り交ぜた結果と言えるでしょう。