坂道は上るもの

乃木坂46についてメインに書いていますが、時折、勉強や旅行や法律問題についても書いています。乃木坂46のファンの行動についても統計分析を行っています。

お好きな梅はどれですか?

 

 

f:id:rakudapetra:20200807220229j:plain

 

はじめに

  • 日本には花を愛でる文化があり、その中でも梅と桜は特別な花として扱われています。いいものが並んでいるたとえとして「梅と桜」と言われるように、梅は日本人にとって綺麗なものの象徴です。学問の神様で有名な菅原道真公は梅が大好きで、北野天満宮太宰府天満宮には梅園があり、神社の至る所に梅のモチーフにした紋章があります。元々、花見は桜ではなく梅でした。花見の歴史は奈良時代までさかのぼります。奈良時代に中国から伝来した梅を貴族たちが鑑賞していたことが花見の始まりと言われています。古典で出てくる花は時代によって梅か桜に分かれます。梅の花を愛でる習慣も時代とともに変化しました。平安時代遣唐使が廃止されてから中国文化の影響が少なくなり、日本独自の文化が発展し、それに伴い愛でる花が梅から桜へと変化していきました。江戸時代になり、よくやく庶民が桜を楽しむようになり、現在の花見の姿になったと言われています。梅は桜より1か月近く早く咲き、1か月ほど咲くので桜とは違い少し長く見ることができます。梅の終わる時期と桜の開花時期が重なるので、1カ月以上花を楽しむことができ、奈良時代から現在までの花見を2月の中旬から4月の上旬まで楽しむことができます。前置きが長くなりましたが、今回は「梅」について書いていきます。植物図鑑のように梅について書くのではなく、梅と名前の付くものについて書いていきたいと思います。皆さんの想像する梅は入っているでしょうか?

 

深山木の中の楊梅

  • 今回は4つの「梅」でアンケートを取りました。「梅」の4択は「梅雨明け」、「梅澤美波」、「梅田」、「紀州南高梅」です。内訳は円グラフのようになります。アンケートの対象者が乃木坂46のファンということだけあって、梅澤さんが断トツでした。本物の梅の花に負けないぐらい綺麗ですもんね。ちなみにですが、梅澤さんの写真集発売のニュースの前でこの結果ですので、そのあとにアンケートを取っていれば、もっと票を伸ばしていたかもしれません。

f:id:rakudapetra:20200807222516p:plain

調査結果 グラフ
  • 先ほども少し触れた梅澤さんが断トツでした。8割近い票を占める人気ぶりです。梅澤さんは乃木坂46の三期生で、白石さんに後継者との呼び声も高く、三期生のまとめ役です。乃木坂46では一番身長の高いメンバーで見ての通り容姿端麗で、美人ぞろいの乃木坂46のメンバーの中でも目を引くメンバーです。まさに深山木の中の楊梅です。僕の三期生の中で一番の推しメンです。梅澤さんの魅力について以前取り上げているのでご興味のある方はそちらをご覧いただければ嬉しいです。梅澤さんの1st写真集は9月の末に発売されることが先日発表されました。三期生では山下さん、与田さんに続き三人目です。舞台は夏のオーストラリアのことです。今後、写真集の詳細についてはTwitterなどのSNS等でアナウンスがあるようです。もうすでに僕は楽しみで仕方がありません。梅澤さんは神奈川県の湘南地方出身で、さらに梅澤さん自身に海にちなんだ名前が付いているので、写真集のタイトルも海にちなんだ「波乗りみなみ」みたいなタイトルになるかもしれませんね。見ての通り、僕のネーミングセンスはゼロです(笑)。桑田佳祐さん続く、湘南のスターになる日も近いかもしれません。ちなみに梅澤さんは海にちなんだ名前ですが、冬の1月生まれです。海と正反対の時期ですが、南半球のオーストラリアは夏ですね。公開が延期になった「映像研には手を出すな」も9月に公開され、9月は梅澤さん祭りですね。

 

本当の梅

  • 梅雨は梅の実が熟れる頃に降る雨という説と、カビ(カビ)の生えやすい時期に降る雨の黴雨(ばいう)だと語感が悪いので梅雨になったという説があります。そんな梅雨の時期に熟れた梅は非常に美味しいです。本来の梅である紀州南高梅をもってしても、梅澤さんには勝てませんでした。紀州南高梅は梅の中でも高級な梅で、よく目にするのは梅酒や梅干しです。紀州という名前の通り、和歌山県の名産品です。ご飯のお供にしてよく使われる梅ですが、実は夏のこの暑い時期にぴったりな食材です。梅干しには夏バテ予防の成分が含まれているだけでなく、殺菌作用もあり食中毒を防止にも役立ちます。日の丸弁当の梅干しは彩りをよくするだけでなく食中毒の予防という意味もあります。梅干しは古くから健康食品として重宝されています。1000年以上前からその効果は知られていて、医者いらずといわれるほど栄養価も高く体にいい食材です。ちなみにですが、お弁当に入っているバラン(緑のギザギザ)やお肉を包んでいる竹の皮も殺菌作用があることから使用されています。バランは、本当のバランの草がお弁当に使用されていましたが、現在ではビニール製になり、飾りとしての役割だけになってしまいました。

 

元々、梅ちゃうで

  • 梅田は大阪の中心地で、いわゆるキタと呼ばれる場所です。難波はミナミと呼ばれています。関西人にとってはなじみ深い場所です。僕もよく遊びに行きます。梅田は梅の木がいっぱいあったから梅田になったのではなく、埋め立て地であったことから埋田となりましたが、黴雨同様、語感が悪いので梅田となったようです。さらに、元々、梅田周辺は墓地でした。梅田と名の付く場所は埋め立て地であることが多いようです。そのため、地盤が緩いことがあります。大阪駅がその地盤の影響を受けている建物です。大阪駅を建設する際に地盤沈下が起こり、それを補うために2,3段の階段が設けられたと言われています。埋め立て地のように地盤の緩いところに大きな建物を建てるとなるとこのような問題が発生する層です。大阪に慣れていない人が大阪に来ると、大阪駅で降りて、梅田の場所を探します。東京で言えば、東京駅と大手町の関係によく似ています。さらに大阪駅から梅田までタクシーに行こうとして、タクシーに乗って「梅田まで」と言うと、タクシーの運転手がすかさず「ここ、梅田やで」と返し、おろされることがあるようです。そういった初見泣かせなトラブルをなくすように阪急や阪神の駅名を梅田から大阪梅田に変更しました。
  • 阪急電鉄の大阪梅田駅は私鉄では一番大きなホームで、ずらっとならなんでいる姿はヨーロッパの駅舎を彷彿とさせます。阪急の大阪梅田駅の向かいにある阪急百貨店は世界初のターミナルデパートです。今でこそ、私鉄の終着駅に大きな百貨店がありますが、その先駆けは阪急百貨店でした。関西で阪急と言えば、高級なイメージがあり、阪急百貨店では高級なものを取り扱っていて、阪急電鉄はマルーン色の気品のある電車で、その阪急沿線に住むことが一種のステータスになっています。以前、乃木坂46の男役で取り上げた宝塚歌劇団も阪急が立ち上げ、宝塚の街も阪急が開発しました。大阪だけなく京阪神の生活を支えている私鉄になります。東京の私鉄で言うと東急電鉄が阪急に近いです。そんな梅田も阪急によって開発され、発展を遂げた場所です。ちなみにですが、阪急グループの創始者小林一三さんは元テニスプレーヤーで解説者の松岡修造さんの曽祖父にあたります。

 

  • 皆さんの好きな「梅」はどれでしたか?最初にこの設問だけを見れば、白梅か紅梅、あと梅干のどれが好きか質問されるのではないかと思われた方もいらっしゃるはずです。今回のようなアンケートを思い浮かべる人は少ないはずです。今回は乃木坂46のメンバーを絡めることができないかと思い、今回のアンケートをしました。冒頭でも触れたように梅という文字が入るだけで上品なイメージを与えます。今回の選択肢はどれも綺麗な物、人ばかりでした。梅に対するイメージがより強くなったのではないでしょうか?実はこれの第二弾も現在、進めていまして、近日中にアップします。連続ではなく、その間に別のものを挟むことにはなると思いますが、、、そのヒントは冒頭に出てきていて、読まれている方の中にはそのアンケートに答えたよという方もいらっしゃると思いますが、何のことかは言わないでいただけると嬉しいです。今回のアンケートと次のアンケートで僕のあるものへの異常な執着がわかってしまいます。その次も楽しみにしていただけると嬉しいです。